402 靴を選ぶ時

まとめ
 ①足の保護や歩き易さを考えるとやっぱりウォーキングシューズやトレッキングシューズを
 ②靴の重さは重要では無い
 ③履き易さと歩き易さを混同しない様に 重要なのは歩き易さ

前回「こぶらがえり」と打ち、
プロレスの技かと職員よりミスを指摘されました。
こむらがえり」が正解です。
さて天神(福岡市の繁華街)の待ち合わせで、
つい歩行者の靴を見てしまいます。
裸足で1km歩いても問題のない人なら、どんな靴を履いてもOKです。
しかし下肢にトラブルのある人や体重オーバーの人は
特に靴選びに注意が必要です。
肥満だとお腹が邪魔で前かがみしにくく、
ついつい履きやすい靴を選びがちです。
ところが、履き易い靴が足を守るとは限りません
体重が重たい人ほど、負荷が大きいので
(体重が1kg増えると負荷は5kg 体重の5倍以上)、
履き易さではなく、
足の保護や歩き易さを優先して
靴(ウォーキングシューズ)を選びましょう。
履きやすく、軽く、足を保護する靴が良いのですが、
全ての機能がそろう靴はそうありません。
そして、靴の重さよりも足を守る方が重要です。
軽くて十分に足の保護ができる靴は
少なくとも数万円以上します。
軽さではなく足の保護で選ぶなら
登山靴ですが、
履き易くありません。
そこで、
トレッキングシューズウォーキングシューズを勧めます。
サンダルは井戸端会議なら良いですが、散歩では足の保護不足です。
昔、大学で行った足底圧分析でもサンダルなどの保護不足は明白でした。
軽さではなく、歩き心地で決めて下さい。
また、高齢の方はウォーキングシューズは派手と言われますが、
そんな事はありませんよ
ウォーキングシューズを履いていると
見た目も若く似合っている元気な長生きお婆ちゃんて感じです。
あと踵の外が削れている靴はO脚がひどくなりますので、
靴を修理をするか、思い切って捨てましょう。
外側が削れている人もX脚か、足に異常がある事があります。
ひどい場合は整形外科を受診した方が良いと思います。