418 あるお爺さんの話(実話)
まとめ
①ヒアルロン酸の注射は関節腔内に打つのでそんなに痛くない
②膝の関節内注射は外側から打つ方が痛くない
③関節液を抜いても癖にならない。
④膝を守るために関節液(水)が出る。溜まりすぎると痛む
ある所にO脚で膝が痛いお爺ちゃんがいました。
医者の診察を受けるとヒアルロン酸を打つと言われ、以前に痛かった事を思いだし「嫌じゃ」と言いました。しかしあまりに医者がしつこく言うので注射を受ける事にしました。すると「あれ、以前の注射より痛くない。これはヒアルロン酸じゃなかろう」と言いました。それを聞いた医者は「普通の注射と変わりませんよ。関節腔の中に打てばあまり痛くないのです」と言い、お爺さんは納得しました。また、別のお爺さんは膝の内側が痛いのに医者が外側から注射しようとした為、「わしゃ内側が痛いから内側に打て」と言いました。「内側は敏感ですし、ヒアルロン酸は外側に打っても内側に届きますよ」と医者が言いましたが納得せず内側に打ちました。しかしその次に来院した時には何も言わず外側から打つ様になりました。膝の水(関節液)を抜く事をとても恐れるお爺さんがいました。「癖になって一生水を抜かないといけない」様になるとか? 普通の関節液は涙の様なもので軟骨を守るのですが、5mlほどあれば良く、多過ぎると邪魔なだけです。例えば健康な人が急にマラソンをすると膝を守る為に関節液を多く作ります。しかし、関節液の吸収スピードは変わらないので溜まってしまいます。その様な関節は空気を入れ過ぎた風船です。関節包がパンパンに緊張してしまいます。空気を抜けば柔らかくなる様に、必要ない関節液を抜けば関節包の緊張が緩み、痛みが軽くなります。
誰ですか? 癖と言ったのは