385 ピンピンコロリをめざそう

私はﾋﾟﾝﾋﾟﾝｺﾛﾘになりたいと思います。
皆さんも同じと思います。
その為には骨粗鬆症を防ぐ事も重要です。
高血圧症、脳梗塞、心筋梗塞、癌、いずれも高度な治療が必要となります。
降圧剤、血液ｻﾗｻﾗの薬を内服中の方も多くいます。
ところが骨粗鬆症薬を内服している人は少ないそうです。
女性の場合、70歳位になると半分近くの人は治療が必要です(とても多い)。
男性の場合は少ないのですが。
死因では骨折がきっかけとなるｹｰｽは脳梗塞と同ﾚﾍﾞﾙと聞いています。
もちろん出来るだけ早く手術をして
元に近い状態にする事が重要ですが予防がさらに重要です。
骨粗鬆症薬を内服している人の方がはるかに骨折しにくい事もわかっています。
内服薬も進化し、
今や４週間か1ヶ月に１回の内服薬・注射が普通で、
半年に１回・1年に１回の注射・点滴、
思春期並みに骨ができる薬等があります。
加えて日々の運動、ｶﾙｼｳﾑ剤・活性型ﾋﾞﾀﾐﾝD剤を内服する方が
さらに骨密度を回復します。
骨粗しょう症薬で、
歯科治療(抜歯やｲﾝﾌﾟﾗﾝﾄなど)時の副作用(顎骨壊死症)を挙げて、
内服しない方もいます。
内服しない場合に増える骨折とそれに続く致死率の方が
副作用発生率より高いので
国際保健機構(WHO)は骨粗鬆症の治療を続ける様に勧めています。
さらに顎骨壊死の発生と関連がない骨粗鬆症薬もあるので、
歯科治療時は主治医に相談して薬を変えてもらえば良いのです。
また医療用活性型ﾋﾞﾀﾐﾝDは日光浴が必要なく、
ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞになりにくく、転倒しにくくなります。