384 寝る姿勢について

人は寝る必要があります
残念ながら理想の睡眠姿勢はどの様なものか明確ではありません。
私は最も体がリラックス出来れば良いと考えました。
重力の束縛から逃れた国際宇宙ステーションのクルーの寝姿が答えと思います。
彼らは胎児が少し手足を伸ばした様な姿勢で浮かんで寝ます。
地上では水中で浮かんだ姿勢が近いでしょうか。
その姿勢はベッド上では不可能です。
しかも人間の体は仰向け用に出来ていません
関節が最も緩むのは軽く曲げた状態です。
その為、仰向けで足を伸ばすと股関節を無理に伸ばす事になります。
その状態が続くと股関節が徐々に屈曲位になり、同時に腰を反らします
長時間になると腰痛が生じます。
これを防ぐ為、仰向けの時は足の下に
座布団か枕等を置いて足を挙げて
股関節を軽く曲げましょう。
マイ枕や低反発マットは使用した方が良いですが、
上肢は理想的な姿勢が取れません。
少しでも理想に近づく為には、
横向き両手・両足で抱き枕を抱え、
後ろから見た時に頭・脊椎・腰が直線になる様に
バスタオル等で枕の高さを調整します。
仰向け・横向け用の2つの枕が必要です。
背中や股関節、膝は軽く曲げます
肩や骨盤の突出部の圧力は低反発マットで分散させます。
睡眠に必要なものは
①適度な高さ(仰向け・横向け用)で圧力分散(低反発)できる
抱き枕
③姿勢を維持できる程度の硬さで体の突出部分の圧力分散出来るマ ット(低反発マットなど)
です。
今は寒さで寝違えが多いので
首元や体を十分温め
悩んでも解決しないなら出来るだけ悩み事は

ベッドに持ち込まず安眠を!