421 ワクチンとマスクと熱中症
①熱中症には水分とマスクに注意
②郊外の散歩にマスクはいらない
③インフルエンザのワクチンは打ちましょう
今まで熱中症では十分な水分やミネラル分を摂って下さいと言ってました。最近は「マスクに注意」と言わざるを得なくなりました。コロナウイルスの危険性が不明な時は常にマスクをする様に言われてました。ある程度感染に関して分かった今、郊外の散歩にマスクは必要ありません。これに反対する専門家はいないでしょう。「三密」を避ければいいのです。乗客が多い時のバスや電車は、マスクをした方が良いと思います。もし人混みでマスクを忘れたらハンカチで覆えば良く、それ以上は必要はありません。巷では「マスク警察」が出現して、必要以上にマスク使用を強要するトラブルが起こっています。患者さんに聞くと人目が気になり使用している方も多い様です。しかし、既にご高齢の方はマスクが暑くて苦しいと言われています。マスクは必要な時だけ使用してそれ以外は外しましょう。
マスクより毎年死亡者が出るインフルエンザのワクチンを打たない人の方が問題です。
少し違いますがインフルエンザを火事に例えると、各々の家に専用消防車を用意するのがワクチン。バケツに水を入れて置くのマスクでしょうか。ボヤならどちらも防げます。大火事で家が密集していると近隣が延焼(他人が感染)します。バケツ(マスク)では無理でも専用消防車(ワクチン)なら早期に収まります。コロナもインフルエンザも予防手段に差はありません。今後はワクチンができれば接種し、必要時にマスクをして下さい。