370 とっても怖い運動しないダイエット(体重でなく脂肪量)

ダイエットしようと頑張っている方は多いと思います。
変形性膝関節症や腰痛の原因の1つも肥満です。
その為、適度なダイエットをすると健康になり、病菌の痛みが減り、病気が悪化しにくくなります。
しかし、多くの方々が失敗(リバウンド)します。
テレビを見ても、運動の事を特に言わずに魔法の様に体重が減るとする宣伝の多さにビックリします。
画面の隅に小さな字で適度な運動と食事制限をした結果ですとかいてありますが。
運動しないダイエットは脂肪よりも筋肉が減り基礎代謝量も減ります。脂肪はあまり減りません。
この為、体重が減ったと思って、元の生活に戻ると基礎代謝量が減っているので、食事量を減らさないといけません。
しかし、ダイエットに成功したと思って食事を元の量にすると脂肪が増えます。
そして以前より筋肉のない太ったブヨブヨな体になります。
残念ながら運動は必須なのです。
CMで見る引き締まった身体を作る時は、食事制限適切な運動が必要ですが、
肥満や病気防止ならそこまで必要ありません。
身長と体重、体脂肪率(体重計のバイオインピーダンス法)を計ります。
後は計算して脂肪量(これが重要)と脂肪を除いた体重、基礎代謝量を求めて、
生活様式に合せて摂取カロリーを決定します。
最終目標体重・日時から1日の減量分を決めて蛋白質、糖質、脂質の量を決定します。
以上がややこしい。
詳しく聞きたい人はクリニックに連絡を下さい。
日頃の体重変化が無い人で計算が面倒なら、
少し荒い計算ですが、
毎日散歩30分で、1年で6kg(1月0.5kg)脂肪が減ります。
または食事を毎日120キロカロリー減らします。
毎日ジョギング30分だと1年で10kgの体重減(脂肪)です。
散歩だけで1年脂肪6kg減。これは良い話ではないでしょうか?
毎日散歩1時間にすると年12kg減です。
靴に注意すれば副作用も少なく、病気の悪化もないでしょう。
継続は力であり、歩行は重要です。ゆっくり健康になりましょう。

変形性膝関節症

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