5 山で怪我をしたとき
昔はヨモギ、ドクダミ、たばこの葉を治療に使うのはいい方法だったかも?
今ではその様な処置は傷を痛めたり、感染を起こすだけです。
傷口を焼く事は、感染を起こします。焼酎をつけるのはアルコール度数が高ければ、少しは効果を期待できるかもしれません。しかし、あまり勧められません。
ケガをしたら
- 洗浄 きれいな水や消毒薬で傷の中に付着したゴミを少々痛くても出来るだけ落とす(感染防止に非常に重要です)。キズドライの使用はゴミを十分に取らないと勧められません。ゴミが一緒に固着するためです。
- 止血包帯 傷の上にガーゼを当てその上から直接圧迫止血する(テープを巻き付けて圧迫してもいいです。指や足の根元を縛る事は禁止です。一時的に止血できてもとても危ない行為です)。
- 固定 段ボール、木、箸などで副え木固定をする。この時細めの布テープがあると便利です。
- 冷却 アイスパックなどで包帯の上からゆっくり冷やす。(湿布では冷えませんので注意を)
- 下山 すぐに下山を開始!登るより下山の方が体力を使います。
- 蛇・毒虫の場合 噛まれたらすぐに傷口から血液・毒液を吸いだす。注意、毒蛇の場合はすぐに携帯電話か他の登山者に救急依頼をする(毒が回らないように動き回らない)。
お勧め携帯品 包帯、滅菌ガーゼ、布テープ(幅2センチ弱)、消毒液 (マキロンなど若干の麻酔効果が
あるもの)、アイスパック、絆創膏、携帯電話、ハサミ等