417 群れるな(笑)
まとめ
①コロナ感染の防止は群れないこと
②コロナを恐れて運動不足にならない様に
③自粛中に体操や散歩、靴のチェックをしよう
今のところ、コロナ対策はこれしか無いようです。当院では予約制に移行中だった為、待合室で待つ患者さんが少なく「群れる(失礼)」状態は無いようです。もちろん、予約なしでも診察中です。
それよりコロナを恐れるあまり運動不足で病気の悪化を招かない様にして欲しいのです。いつもの春より骨密度の改善する人が少なく、影響が出ているように感じます。「群れる」事が無ければ良いですから密集を避けて公園や自宅で散歩・体操などの運動をして下さい。
変形性膝関節症の方も歩行訓練をしたほうが良いので、散歩は欠かせません。同時に靴に注意して下さい。日本人の変形性膝関節症は8割がO脚型の内側型変形性関節症です。
その為、靴のかかとの外側が削れています。そのまま履き続けると変形が進行するので
休みの間に調べて修理するか捨てて下さい。また、柔らかすぎる靴(ビーチサンダルやクロックス)は
歩行時の膝や股関節、腰にかかる衝撃が大きく、また歩行中の踏み返しや爪先立ちの時には、足首からつま先まで体重の数倍の荷重がかかります。かなり固い木でも折れる位です。
その衝撃を受け止めるために歩行時は柔らかい靴ではなくしっかりしたウォーキングシューズやトレッキングシューズを履いて下さい。靴は足を守る為に履くものです。靴を間違えると散歩で脚を痛めることになりかねません。自粛の間に靴のチェックもしてみましょう。
みんなで頑張ろう