59 傷をきれいに治す
傷をきれいに治すのに重要な事は最初の処置です。①傷周辺のゴミをよく落とし感染を防止する(痛いので我慢するか麻酔をします)。②なるべく怪我をする前の状態に近い形で傷を保護する。重傷の場合は医療機関で他の処置を加えます(損傷して役立たない皮膚を切除する、縫合するなど)。以上を行った後に傷の経過をみます。その経過で以下のことは傷の瘢痕(傷跡)を作りやすく間違った処置の事が多いです。
❌①乾燥させる→カサブタを作る。
❌②消毒を頻回にする。
❌③ガーゼなどを毎日替える。
❌④傷を引っ張る。
まず
①、乾燥すると損傷皮膚の最外層の細胞は死んで傷の治癒が遅れます。死んだ細胞はカサブタとなり傷を覆いますが深層の皮膚はまだ治癒していません。
②消毒剤も一種の毒で傷ついた細胞の再生には害なのです。消毒し過ぎない事。軽傷では毎日消毒する必要はありません。
③④ガーゼの取り替えや引っ張ることで細胞は障害やストレスを受け治癒が遅れ瘢痕を作ります。
傷は①清潔で、②湿潤で、③力や熱などのストレスを受けないように保護すればよりきれいに治りす。
某薬品メーカーにそんな絆創膏がありますよ(^o^)
次回キーボードの使い方(実際にいた、肩こり患者さんの原因のとして)