自転車の人は気をつけて
自転車に乗っている人は、自分をつい歩行者と思ってしまう様ですが、
自転車に乗っている限りは自動車運転手と同じルールが適用されます。
横断歩道を自転車を押して渡らずに乗って渡った場合は、違法になる可能性があります。
もし人とぶつかった場合は車と同様の責任を負わなければなりませんし、
お酒に酔っ払って自転車に乗った場合は飲酒運転で罰せられます。
もちろん道路の右側走行は違法ですし、一方通行も守らなければなりません。
当院でも自転車にぶつけられた方が骨折をした場合、
1割負担や3割負担の公的医療保険は本人の同意が得られなければ使用できず、
医療費が全額負担となりとても高額となります。
自転車と歩行者で死亡事故や重傷例が出ています。
この時に交通事故の任意保険の様なものに入っていないととても払える様な額ではない時があります。
以前、小学生達が自転車で車椅子の方にぶつかった時がありました。
車椅子の方は怪我をされましたが、公的保険が使えず、
当事者同士で治療費の事で揉めた事がありました。
子供が自転車に乗っている方は任意保険や自転車購入時の保険に加入されていた方が良いでしょう。